トップページ > 仏教仏像 > 釈迦如来(ブッダ)
悟りを求め、旅立ちのとき…
47169-仏教仏像「釈迦出家像」
釈迦王子の父である浄飯王は、王子を偉大な王にする為、何不自由ない生活をおくらせていました。
しかし、聡明な王子は、学問をし見聞を広め、庶民の生活を知るようになり、やがて、人はだれでも「生まれること」「老いること」「病気になること」「死ぬこと」の四つの苦しみから逃れられないことを知ります。
王子は絶望し、国を捨て、妻子を捨て、悟りを求めるために出家します。
今までの何不自由ない生活が、かえって逃れようのない運命をはっきりと示してしまったのかもしれません…王子29歳の時でした。
本作は、悟りを求めるために強い決意を抱き、一切を捨て、ご出家への旅立ちの像です。凛とした表情が、釈迦の決意の強さをよく表しています。
■サイズ:高さ150mm x 側面130mm x 正面60mm
■材質:黄銅
※この仏像は在庫少量です。ご注文はお早めにお願いいたします。
* * * 「釈迦の生涯」シリーズ商品 * * * |
||
解説:釈迦如来(ブッダ)
■仏教の創始者である釈迦は、梵名を「ゴータマ・シッダールタ」といい、実在した歴史的仏陀であるとともに、久遠常住の仏として「法華経」をはじめとする多くの経典の教主でもあります。慈悲と智慧の二徳を備え、文殊菩薩、普賢菩薩を脇侍とします。
■釈迦は文武に人並み優れた才能をもち、何ひとつ不自由のない生活をしていましたが、衆生の貧しい生活や世の無常を深く憂い、王位も妻子も捨てて出家しました。
数年にわたり入山修行し、断食などの苦行も行いましたが、こうした修行は決して悟りをもたらすものではないと知り、尼連禅河(にれんぜんが)で身を清め、菩提樹の下で瞑想し、まさに日が昇ろうとする暁に、ついに悟りをひらきました。この後、入滅するまで衆生のために説法し続けたといわれています。
※釈迦如来:商品一覧 |