トップページ > 仏教仏像 > 文殊菩薩(卯歳守り本尊)
仏教の悟りの境地を男女の性愛に例えた
崇高なるエロティシズム・・・
47214-仏教仏像「文殊シャクティ(歓喜仏)」
「3人寄れば文殊の智恵」などといって、『智恵の菩薩』として有名な文殊菩薩の仏像です。この仏像は、文殊菩薩が自身の妃を抱く姿で表された歓喜仏です。
チベット仏教では、悟りの境地を陰陽の融合のように男女の性愛に例え、このような歓喜仏を礼拝します。世界の神秘主義にもよく似た思想がありますが、このように高度な芸術として制作されることは、とても類い希なことです。
この仏像は、そんな崇高な意味でのエロティシズムと、東洋的な精神性の融合が見事に形となった作品です。
この仏像の文殊菩薩は、結跏趺坐で座り、右手で利剣を振り上げ、左手で智慧の象徴でもある「般若経」の経典を持っています。これは、文殊菩薩の定番のお姿で表されており、インド・ネパール・チベットなどで最も親しまれているお姿です。
また、文殊菩薩が右手に持つ利剣は、般若の智慧を象徴する法具として、智恵の光で無明の闇を切り開き、煩悩・怨敵を断ずるとされています。当店でも「文殊の利剣(ガドゥガ)」として販売しております。
■サイズ:高さ250mm x 幅240mm x 奥行き160mm
■材質、仕上げ:銅造、彫金仕上げ
税込価格:¥151,200
(本体価格:¥140,000)
- 販売終了いたしました -
解説:文殊菩薩(卯歳守り本尊)
■普賢菩薩と共に釈迦の脇侍としてひかえ、通例は 獅子にのった姿で表現されています。般若経典を編纂結集した人物がモデルであったと推定され、維摩居士との論戦はひろく知られています。
■多くの経典で、仏に説法を勧めてその相手役を務めたり、菩薩たちの代表者として現れます。諸菩薩の中でも、もっとも重要な菩薩のひとりとされています。悟りの知性的側面を象徴し、知恵第一の菩薩です。学業を助け、知恵を授けます。
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