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子供の成育と安産をもたらす神
48680-極小仏像「鬼子母神(訶梨帝母)」
どなたへもオススメできる定番の極小仏像。ご自身のお守りとして、ご家族、ご友人への贈り物として、お求めいただける逸品です。
人は自らの欲求を満たそうとする時、そのために影響を受けるであろう周りのことなどあまり考えないものです。自分がその身になってみないと気づかない…などということが多々あるものでございます。
豊かな社会とは、相互理解と思いやりの精神に満ちた環境をつくってゆくことに他なりません。それは、これから未来を担う子供たちのためにも、もちろん必要なことです。
この仏像は、そんな愛すべき子供達の成育や子孫繁栄を祈願して、我が子の幸せを願う親御さんたちにオススメしたい「鬼子母神」の極小仏像です。
鬼子母神は、もともと他人の子をさらい食す鬼神でしたが、釈迦によって愛する我が子を隠されてしまい、気が狂わんばかりに嘆き悲しんだといわれています。そこで、我が子を失うことの恐れと悲しみを釈迦に諭され、改心したのちは子供の変わりにざくろ(吉祥果)を食すようになり、子供と仏教を護る神になったといわれています。
この仏像は、我が子に優しい眼差しを向けながら懐に抱き、我が子の成長をやさしく見守る…そんな慈愛のお姿が見事に表現されています。小さいサイズながらも細かいところまで丁寧に彫りこまれ、どの宗派の方にもオススメできるミニ仏像に仕上がっています。
■サイズ:高さ45mm
■材質:黄銅製
※極小仏像は、寺院、美術店、気功、風水、占い、占星術などの業務用としても利用されております。
このミニ仏像は全て手作りのため、現物と写真によっては、デザイン・色合い等が若干異なる場合もございます。あらかじめご了承ください。
解説:鬼子母神(訶梨帝母)
■もとはインドの鬼神で「ハーリティ」と呼び、音を写して訶梨帝(かりてい)・呵利陀(かりだ)などと書かれ、日本では鬼子母神という名で知られています。
■鬼子母神は500〜1000ともいわれる子供を持った母ですが、鬼神であっただけに初めは性格が邪悪で他人の子供を奪って食べてしまうので、それを見かねた釈迦が、鬼子母神の最も愛する末子の愛奴(あいぬ)を隠したところ、気が狂うほどに嘆き悲しんだといわれています。
そこで釈迦は「大勢いる子供のうち、一人いなくてもお前はそのようになる。まして少ない子供のうち、一人でもいなくなった親の心はどうであろうか・・・」と子を持つ親の悲しみを諭したそうです。すると鬼子母神は、今までの罪を悔い改め善神へと改心し、子供の変わりにざくろ(吉祥果)を食すようになり、子供と仏教を護る神になったといわれています。
■鬼子母神の姿は、幼児を懐に抱いて立っている立像や、膝の間に幼児を座らせたもの、左手で幼児を抱え右手にざくろを持つものなどが一般的とされています。
■江戸っ子に大変親しまれていた鬼子母神は「恐れ入谷の鬼子母神」などと言われ、庶民の信仰を集めました。ちなみに、これは東京・下谷の真性寺の鬼子母神だそうです。また、法華経に縁があることから、多くの日蓮宗や法華宗の寺院でお祀りされています。
■鬼子母神は子供達の健やかな成育や安産をもたらすとされていますが、ほかにも夫婦和合、恋愛成就、持病治癒、災禍除去などにも霊験があるといわれています。
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