トップページ > 密教法具 > 金剛杵(ヴァジュラ)
悪しき魔を祓い、煩悩を打ち砕く
47588-密教法具「五鈷杵(銀色)」
チベットでは、堅固であらゆるものを撃ち砕くことから「金剛(ヴァジュラ)」と呼ばれ、両方向に刃のある古代インドの武器の形をした金剛杵…仏教では、悪しき魔を祓い煩悩を打ち砕く仏の智慧を象徴し、諸尊の持ち物となるほか、密教僧の法具としても用いられます。
本作は、先端が五つに分かれた五鈷杵です。細部まで手彫りの彫金が施され、手にすれば華奢な姿でありながらも重厚感があり、神仏を信じていない人にも、ありがたさを感じさせます。
日本でよく見られる五鈷杵は、両端が開いた形になっているものが普通ですが、本作のようにネパールやチベットで用いられる五鈷杵は、両端が閉じた形をしています。
魔除けのお守りとして、美術品として、密教法具としてなど、幅広い用途にてお求めになれます。近年、インテリアとしても評価の高い仏教美術品の中でも、もっともオススメな商品です。
■サイズ:全長約150mm
■材質、仕上げ:黄銅製、銀色仕上げ
※この密教法具は在庫少量です。ご注文はお早めにお願いいたします。
この密教法具はすべて手作りで作られているため、実際の商品とデザイン・色合い等が若干異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
解説:金剛杵(ヴァジュラ)
■古代インドの武器。密教では、煩悩(ぼんのう)を打破する菩提心の表象として用います。真鍮(しんちゅう)・銅・鉄などでつくられ、手に握れるほどの大きさで、形は細長く手杵(てぎね)に似ています。
■両端の分かれていないのを独鈷杵(どっこしょ)、分かれたものはその数により、三鈷杵(さんこしょ)、五鈷杵(ごこしょ)と呼ばれています。それぞれ一真如・三密三身・五智五仏の義を表わしています。また、塔・宝珠・鈴などをつけたものもあります。
解説:五鈷杵
■先端が五つに別れている金剛杵。金剛界と胎蔵界が不二であることを示し、即身成仏の深義をも表現しています。弘法大師の持物でもあります。
※密教法具:商品一覧 |