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視覚と触感で体感してください
47518-密教法具「金銅鉢」
仏教では、僧尼が常に持たなければならない六種の道具を「比丘六物(びくろくもつ)」といい、大衣・上衣・内衣の三衣(さんえ)と鉢、尼師壇(にしだん)(座具)・漉水嚢(ろくすいのう)とされています。中でも、托鉢や護持の食器として使われる鉢は、仏教では欠かせないものと言えるでしょう。
本作は、そんな幾多の鉢の中でも、見事な装飾が施された、たいへん美術的価値の優れた銅製打ち出しによる金銅鉢です。
地金となる銅のフラットな艶肌(鉢内面部)に対し、鉢外面部は、全面美しく鮮やかな豪華鍍金仕上げ。蓮弁やバジュラ、ナーガの見事なる円輪、そして、お釈迦さまの誕生から涅槃まで(仏伝)の主要なエピソードが見事に打ち出し彫刻されています。
金銅鉢本体そのものが、まるで仏塔のごとく、ひとつの宇宙観となって観る者に迫ります。
彫刻表面の心地よい手触り感…まさしく、視覚と触覚の両方でご堪能いただくのが、この打ち出し彫刻の醍醐味ではないでしょうか。
托鉢用として実際のご使用もできますが、やはり鑑賞用として、大切にご使用いただくことをオススメいたします。
■サイズ:高さ120mm x 幅185mm
■材質、仕上げ:銅造、鍍金・打ち出し仕上げ
※この密教法具は限定1点ものです。ご注文の前に、必ず在庫確認の問合せをお願いいたします。
この密教法具はすべて手作りで作られているため、実際の商品とデザイン・色合い等が若干異なる場合がございます。あらかじめ、ご了承ください。
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