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悪しき魔を祓い、煩悩を打ち砕く
47491-密教法具「五鈷杵(ヴァジュラ)」
金剛石(ダイヤモンド)または金剛杵のことを「ヴァジュラ」と呼びます。もっとも堅固であり、あらゆるものを打ち砕くとされます。両方向に刃のある古代インドの武器の形をしており、仏教では仏の智慧を象徴し諸尊の持ち物となるほか、法具としても用いられます。
本作は、先端が五つに分かれた五鈷杵です。日本では、真言宗の開祖である空海の持ち物としてよく知られています。日本でよく見られる金剛杵は、両端が開いた形になっているものが普通ですが、この五鈷杵のように、ネパールやチベットで用いられる金剛杵は、両端が閉じた形をしています。
写真を見ていただければお分かりの通り、古代と未来とが交錯したかのような神秘性溢れるデザインが見事のひとこと!金メッキならではの妖艶な輝きと、銅無垢のズッシリとした重量感とが相まって、手にした瞬間の感動は格別ではないでしょうか。
本作は、魔除けのお守りとして、美術品として、もちろん密教法具としてなど、幅広い用途にてお求めになれます。近年、インテリアとしても評価の高い仏教美術品の中でも、もっともオススメな密教法具です。
心身の気を整え、常に健康的でありたいと願う方へいかがですか?
■サイズ:全長 約185mm
■銅造、鍍金仕上げ
※この密教法具は1点ものです。ご注文はお早めにお願いいたします。
解説:金剛杵(ヴァジュラ)
■古代インドの武器。密教では、煩悩(ぼんのう)を打破する菩提心の表象として用います。真鍮(しんちゅう)・銅・鉄などでつくられ、手に握れるほどの大きさで、形は細長く手杵(てぎね)に似ています。
■両端の分かれていないのを独鈷杵(どっこしょ)、分かれたものはその数により、三鈷杵(さんこしょ)、五鈷杵(ごこしょ)と呼ばれています。それぞれ一真如・三密三身・五智五仏の義を表わしています。また、塔・宝珠・鈴などをつけたものもあります。
解説:五鈷杵
■先端が五つに別れている金剛杵。金剛界と胎蔵界が不二であることを示し、即身成仏の深義をも表現しています。弘法大師の持物でもあります。
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