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悪しき魔を祓い、煩悩を打ち砕く
47487-密教法具「九鈷杵(ヴァジュラ)」
金剛石(ダイヤモンド)または金剛杵のことを「ヴァジュラ」と呼びます。もっとも堅固であり、あらゆるものを打ち砕くとされます。両方向に刃のある古代インドの武器の形をしており、仏教では仏の智慧を象徴し諸尊の持ち物となるほか、法具としても用いられます。
本作は、先端が九つに分かれた最強の金剛杵(ヴァジュラ)とされる九鈷杵です。日本でよく見られる金剛杵は、両端が開いた形になっているものが普通ですが、この九鈷杵のように、ネパールやチベットで用いられる金剛杵は、両端が閉じた形をしています。
写真を見ていただければお分かりの通り、激しく燃え盛る火焔のような形状が見事のひとこと!黄銅無垢の重量感も手応え十分です。手にした瞬間の感動は格別ではないでしょうか。
本作は、魔除けのお守りとして、美術品として、もちろん密教法具としてなど、幅広い用途にてお求めになれます。近年、インテリアとしても評価の高い仏教美術品の中でも、もっともオススメな密教法具です。
■サイズ:全長約170mm
■材質:黄銅
税込価格:¥30,240
(本体価格:¥28,000)
- 販売終了いたしました -
この密教法具は全て手作りで作られているため、デザイン・色合い等が掲載写真と若干異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
解説:金剛杵(ヴァジュラ)
■古代インドの武器。密教では、煩悩(ぼんのう)を打破する菩提心の表象として用います。真鍮(しんちゅう)・銅・鉄などでつくられ、手に握れるほどの大きさで、形は細長く手杵(てぎね)に似ています。
■両端の分かれていないのを独鈷杵(どっこしょ)、分かれたものはその数により、三鈷杵(さんこしょ)、五鈷杵(ごこしょ)と呼ばれています。それぞれ一真如・三密三身・五智五仏の義を表わしています。また、塔・宝珠・鈴などをつけたものもあります。
解説:九鈷杵
■九は陽数で最大の数を示し、金剛杵の中で最強の力があるとも言われています。チベット密教の影響を受けて中国の宋、元の時代に多く用いられた法具で、先勝祈願や怨敵調伏などを目的とした修法に使用されます。
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