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悪しき魔を祓い、煩悩を打ち砕く
47160-密教法具「九鈷杵」
金剛石(ダイヤモンド)または金剛杵のことを「ヴァジュラ」と呼びます。もっとも堅固であり、あらゆるものを打ち砕くとされます。両方向に刃のある、古代インドの武器の形をしており、仏教では仏の智慧を象徴し、諸尊の持ち物となるほか、法具としても用いられます。
本作は、先端が九つに分かれた最強の金剛杵とされる九鈷杵です。細部まで手彫りの彫金と鍍金が丁寧に施され、華奢なフォルムでありながらも重厚感があり、手に持つことでより一層のありがたさを感じさせてくれることでしょう。
ちなみに、日本でよく見られる金剛杵は両端が開いた形になっているものが普通ですが、この九鈷杵のようにネパールやチベットで用いられる金剛杵は両端が閉じた形をしています。
本作は魔除けのお守りとして、美術品として、密教法具としてなど、幅広い用途にてお求めになれます。近年、インテリアとしても評価の高い仏教美術品の中でも、もっともオススメな商品です。
■サイズ:全長170mm
■材質、仕上げ:銅造、鍍金仕上げ
税込価格:¥19,440
(本体価格:¥18,000)
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この密教法具は全て手作りで作られているため、デザイン・色合い等が掲載写真と若干異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
解説:金剛杵(ヴァジュラ)
■古代インドの武器。密教では、煩悩(ぼんのう)を打破する菩提心の表象として用います。真鍮(しんちゅう)・銅・鉄などでつくられ、手に握れるほどの大きさで、形は細長く手杵(てぎね)に似ています。
■両端の分かれていないのを独鈷杵(どっこしょ)、分かれたものはその数により、三鈷杵(さんこしょ)、五鈷杵(ごこしょ)と呼ばれています。それぞれ一真如・三密三身・五智五仏の義を表わしています。また、塔・宝珠・鈴などをつけたものもあります。
解説:九鈷杵
■九は陽数で最大の数を示し、金剛杵の中で最強の力があるとも言われています。チベット密教の影響を受けて中国の宋、元の時代に多く用いられた法具で、先勝祈願や怨敵調伏などを目的とした修法に使用されます。
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