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密教法具販売 - 火焔宝珠形舎利塔(如意宝珠)


あらゆる願いを叶える宝の玉


47150-密教法具「火焔宝珠形舎利塔」
(如意宝珠)


如意宝珠は、あらゆる願いを叶える宝の玉です。

本作は、本来、仏舎利塔として制作されているのですが、如意宝珠と仏舎利は同じものであるとの信仰から、金剛杵の上に火焔宝珠が載った形の塔として制作されました。

女性的な側面を持つ象徴である如意宝珠と、男性的な側面を持つ象徴である金剛杵が一つの姿になっている様は、様々なことを暗示しております。

抽象的な仏の世界がそのまま形となっている作品です。

本作の作品構成は、下から方形基壇、反花座、輪宝、五鈷杵(五鈷杵茎)、蓮華座、火焔宝珠の順となっています。また、円相内に蓮華座と火焔宝珠が奉安してあるのも大きな特徴とされています。
ちなみに、金剛杵(金剛杵茎)の上に蓮華座をのせ、その上に宝珠を奉安したものは『観法無量寿如来作法次第』(弘法大師全集に所収)によるものであるといわれ、密教の観想のために用いられたところから、密観宝珠(みっかんほうじゅ)形舎利塔とも呼ばれています。

■サイズ:高さ180mm x 幅100mm x 奥行100mm
■仕上げ:銅造鍍金、彫金仕上げ


税込価格:¥129,600

(本体価格:¥120,000)


- 販売終了いたしました -


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47150-密教法具「火焔宝珠形舎利塔(如意宝珠)」

この密教法具はすべて手作りで作られているため、実際の商品とデザイン・色合い等が若干異なる場合がございます。あらかじめ、ご了承ください。


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解説:宝珠とは?


■宝珠は「摩尼宝珠」あるいは「如意宝珠」ともいわれ、仏像やお地蔵様が手にしている、球形で上部が尖っている珠が宝珠です。仏像が持つ球形〜球に近い形の珠はすべて如意宝珠と呼ばれます。
■サンスクリット語では「マニ」または「シンタ・マニ」とよばれ、「摩尼宝珠」はサンスクリット語と漢語を重ねた呼び方です。「マニ」は珠、「シンタ」は「知る・熟考する」などを意味する言葉です。シンタ・マニ=如意宝珠は「意」の「如」く・・・すなわち「思いのまま」という意味を持ちます。仏教の経典では、宝珠は心の中で思い描いたものをすべて与え、あらゆる願いを叶えるとされています。
■如意宝珠の由来には種々の説があり、龍王や摩羯魚の脳、あるいは鳳凰の肝より採れると考えられていました。また、あらゆる願いを叶える不可思議の功力をそなえた玉とされていた宝珠は、しばしば仏舎利(釈尊の遺骨)とも同一視されました。
■宝珠=仏舎利の傾向は、真言宗において特に顕著であったといわれています。その根拠として、空海の教えのなかで、宝珠を鳳凰の肝や龍の脳ではなく、「自然の道理にして如来の分身」であると述べていたことが当てはまります。そのような教義に則り、真言系寺院を中心に宝珠をかたどった容器に舎利を納めた宝珠形舎利容器が制作されるようになったといわれています。
■宝珠は前述の通り、あらゆる願いをかなえてくれる魔法の珠とされていますが、もちろんこのような珠が実在しているはずもなく、経典では「宝珠を持っても心が清浄でなければ、仏の声を聞くことはできない」として、持つ人の心根の大切さを説いています。珠のように美しく心を磨き、努力を怠らずに徳を積みなさい。そうすればどのような困難に直面しても、それを乗り越えて願いを叶えることができる・・・宝珠は、そうした教えを人々に伝える役割を担っているのです。


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