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悪しき魔を祓い、煩悩を打ち砕く
46434-密教法具「金剛杵(ヴァジュラ)」
金剛石(ダイヤモンド)または金剛杵のことを「ヴァジュラ」と呼びます。もっとも堅固であり、あらゆるものを打ち砕くとされます。
両方向に刃のある、古代インドの武器の形をしています。仏教では仏の智慧を象徴し、諸尊の持ち物となるほか、法具としても用いられます。
本作は、先端が五つに分かれた五鈷杵です。細部まで手彫りの彫金が施され、手にすれば華奢な姿でありながらも重厚感があり、神仏を信じていない人にも、ありがたさを感じさせます。
日本でよく見られる五鈷杵は、両端が開いた形になっているものが普通ですが、本作のようにネパールやチベットで用いられる五鈷杵は、両端が閉じた形をしています。
本作は、魔除けのお守りとして、美術品として、密教法具としてなど、幅広い用途にてお求めになれます。近年、インテリアとしても評価の高い仏教美術品の中でも、もっともオススメな商品です。
■ サイズ:全長 100mm
税込価格:¥4,860
(本体価格:¥4,500)
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解説:金剛杵(ヴァジュラ)
■古代インドの武器。密教では、煩悩(ぼんのう)を打破する菩提心の表象として用います。真鍮(しんちゅう)・銅・鉄などでつくられ、手に握れるほどの大きさで、形は細長く手杵(てぎね)に似ています。
■両端の分かれていないのを独鈷杵(どっこしょ)、分かれたものはその数により、三鈷杵(さんこしょ)、五鈷杵(ごこしょ)と呼ばれています。それぞれ一真如・三密三身・五智五仏の義を表わしています。また、塔・宝珠・鈴などをつけたものもあります。
解説:五鈷杵
■先端が五つに別れている金剛杵。金剛界と胎蔵界が不二であることを示し、即身成仏の深義をも表現しています。弘法大師の持物でもあります。
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