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神秘漂う止利様式の観音像
49290-仏教仏像「止利様式観音菩薩」
この仏像は、仏教伝来当時の独特の神秘性やデザインを併せ持った、とても人気の高い止利様式の観音菩薩像です。
止利様式とは、日本に仏教が伝来した飛鳥時代を代表する鞍作止利(止利仏師)が好んだ仏像様式で、日本に仏教を伝播したとされている当時の朝鮮・百済(くだら)や、中国・六朝時代の仏像様式の影響を色濃く残しています。
左右対称の構図と抽象的なデザインが特徴で、単純な形で大きく張った杏仁形の眼(アーモンド・アイ)や、直線的な古式の衣文や服制、そして、両端がつり上がったアルカイック・スマイル(古典的微笑)と称される不思議な微笑を感じさせる唇など、本作を見ると止利様式の特徴が随所に確認することができます。
仏像自体の色合いもよく、銅造の質感が十分に活かされた艶やかな立ち姿の観音さま…菩薩の慈悲の心を表すかのような穏やかな表情もよく表されており、その何ともいえないやさしげなお姿には、慈悲の仏様にふさわしい優美さがあります。
優しい心は、家族円満・子孫繁栄の礎です。ご家族のお守りとして、子々孫々まで伝えていただきたい仏像です。
■サイズ:高さ320mm x 幅130mm x 奥行100mm
■材質、仕上げ:銅造、彫金仕上げ
税込価格:¥518,400
(本体価格:¥480,000)
※この仏像は限定1点ものです。ご注文の前に、必ず在庫確認の問合せをお願いいたします。
解説:観音菩薩
■観音菩薩は梵名を「アヴァローキテーシュヴァラ」といい、正式には観世音(観自在)菩薩とよばれ、慈悲の菩薩として人々の信仰を集めています。
■梵語では、「見守る者」を意味し、救いの手を差し伸べるといわれています。また、その名をとなえれば七難をまぬがれ、礼拝すれば財を蓄え福をなすともいわれていて、今も多くの人々が篤く信奉しています。
■様々な時代や地域で信仰され、慈悲の心は広大無辺で、それぞれの人にあわせて導くということから、いろいろな姿に表されてきました。有名なのは千の手を持つ千手観音、馬の頭を頭頂にいただく馬頭観音などがあります。
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