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仏像販売 - 金剛薩捶(こんごうさった)


堅牢強固なパワーを発する本初仏


47293-仏教仏像「金剛薩捶(歓喜仏)」


この世は、あらゆる二極性のものが結合や交流を繰り返し、進化や生々流転のためのエネルギーを常に生み出しています。

もちろん、私たち人間も男女という組み合わせで成り立っているわけで…男女の性的な喜びは、生きるための大きな原動力です。まさしく自然の摂理そのもの…喜びを素直に享受してこそ、我々は生き甲斐をもつことができます。それ以外のことは「知恵」で克服すればよいのです。人間いつまでも若々しく、艶っぽく、積極的でありたいものですね。

ちょっと前置きが長くなりましたが、この仏像は密教において非常に重要な尊格で本初仏(宇宙の根源的な仏様)として尊崇されている金剛薩捶(こんごうさった)とその妃が抱き合う姿で表されたヤブユムと呼ばれる男女合体像(歓喜仏)です。とても官能的な仏様のお姿です。

この歓喜仏像は、抱き合う男女それぞれに「仏(ほとけ)の方便」と「般若の智慧」とを示しており、あらゆる二元的要素が本質的には一つであることを表現しています。悟りの法悦の境地を性的な合一の快楽をもって、比喩的に表現しているとも言われています。

この仏像を眺めているだけで、何とも言えない幸せな気持ちになります。男女それぞれの仏様の表情がとても幸せそうです。

活力に満ちたい方、夫婦や恋人と幸せになりたいと願う方にとくにオススメです。この歓喜仏像を通じて、偉大なる宇宙の生命力を感じてみて下さい。

■サイズ:高さ165mm x 幅105mm x 奥行90mm
■材質、仕上げ:銅造、彫金仕上げ


税込価格:¥216,000

(本体価格:¥200,000)


- 販売終了いたしました -


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解説:金剛薩捶(こんごうさった)


■金剛薩捶(こんごうさった)は、別名:ヴァジュラ・サットヴァ(チベット名:ドルジェ・セムパ)と呼ばれ、仏と菩薩の両者を兼ねる尊格の代表として知られています。大日如来の教えを伝授され、衆生の菩提心(悟りを希求する心)を呼び起こし、そして導く仏様です。また、金剛薩捶は金剛手菩薩ともいい、普賢菩薩と同体ともされています。名前につく「金剛」とはすなわち、ダイヤモンドのように堅牢強固な菩提心を意味します。金剛薩捶は、右手に金剛杵(ヴァジュラ)、左手に金剛鈴持つ姿で表されます。ちなみにインドやチベットでは、金剛鈴は真理を悟る般若の智慧、金剛杵は他のものを救済する慈悲の方便のシンボルとされています。
■インドやチベットでは、金剛薩捶は菩薩であると同時に、曼荼羅の中核を成す五仏に次ぐ「第六の仏」であるとされ、さらには五仏を総括する根源的な神格「本初仏(ほんしょぶつ)」でもあると考えられています。


47293-仏教仏像「金剛薩捶(歓喜仏)」

実物と写真によっては、仏像のデザイン・色合い等が若干異なる場合もございます。あらかじめご了承ください。


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