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あまりにも神々しいお姿に合掌…
47256-仏教仏像「釈迦如来(合掌印)」
仏教の創始者であり、それを教え広めたお釈迦様。本作はとても希少価値の高い銅板打ち出し鍍金仕上げの釈迦如来坐像です。写真を見ていただければお分かりのように、打ち出し技法独特の立体感を生かしたお姿に加え、さらに全身にわたって鍍金が施されたお釈迦様の仏像というのは、日本ではなかなかお目にかかることはできません。
この仏像を観ていると、全身から本金ならではの美しい輝きを放ち、凛としたお釈迦様の表情がとても印象的です。どっしり構えてお座りになり、うっすらと笑顔を浮かべたお姿は、古来より多くの人々の尊崇を集めてきたことでしょう。悟りをひらき、すべてを見通すかのようなその微笑みは、現世に生きる私達の心にいつまでも安心感とやすらぎを与えてくれるように感じます。
本作は一流仏師「ディベンドラ・シャキャ師」による打ち出し仏像です。師が熟練した高等技術を駆使し、誠心誠意、真心と精魂を込めてこの世に誕生させました。まさしく渾身の逸品です。一流の仏師が丹精込めて彫り込んだ珠玉の仏像を存分に堪能することができるでしょう。
打ち出し仏像は素材となる金属製の板を円錐状に丸め、最後に蓋をするようにして作ります。制作段階で本体の中に何度も蝋を溶かして入れたり出したりしながら、型くずれしないようにバランスを整えながら徐々に立体化していきます。気の遠くなるような作業の連続です。あまりにも素晴らしい出来映えに、もとが一枚の板であったことなど全く信じられません。
打ち出し仏像は高等な技術を要するため、現在、打ち出し仏像を制作出来る仏師がほとんどいなくなってしまいました。高い技術を伝承するということは、時代とともに難しくなってきているのが現実のようです。
最高の仏師と最高の素材が出会い、そして最高の仏様が出来る…あまりにも神々しいお姿に自然と合掌したくなる本作は、未来永劫に受け継がれるべき逸品です。
この仏像と正対し、心を落ち着け、真言を唱えることで、現世で悩める私達を悟りの境地に導いてくれるかもしれません。
貴方の御家の家宝としていかがでしょうか?
■サイズ:高さ120mm x 幅80mm x 奥行65mm
■材質、仕上げ:銅板、打ち出し鍍金仕上げ
税込価格:¥561,600
(本体価格:¥520,000)
- 販売終了いたしました -
解説:釈迦如来(ブッダ)
■仏教の創始者である釈迦は、梵名を「ゴータマ・シッダールタ」といい、実在した歴史的仏陀であるとともに、久遠常住の仏として「法華経」をはじめとする多くの経典の教主でもあります。慈悲と智慧の二徳を備え、文殊菩薩、普賢菩薩を脇侍とします。
■実は釈迦とは、インドの種族名であって、紀元前556年頃、釈迦族の王子として誕生したといわれています。釈迦は文武に人並み優れた才能をもち、何ひとつ不自由のない生活をしていましたが、衆生の貧しい生活や世の無常を深く憂い、王位も妻子も捨てて出家しました。
数年にわたり入山修行し、断食などの苦行も行いましたが、こうした修行は決して悟りをもたらすものではないと知り、尼連禅河(にれんぜんが)で身を清め、菩提樹の下で瞑想し、まさに日が昇ろうとする暁に、ついに悟りをひらきました。この後、入滅するまで衆生のために説法し続けたといわれています。
解説:釈迦の姿
■釈迦(ブッダ)の姿は、かつては人間の姿で表されることはなく、仏塔、法輪などの象徴的な姿で表されていましたが、紀元1世紀ごろから今のような人間の姿で表されるようになりました。
■一般的に釈迦如来は、僧侶の格好(僧形)で座禅をするときのように足を組み、右手指で地面に触れています。そして、悪魔をほろぼし、悟りをひらいたことを表す触地印(しょくちいん)を結んでいます。
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