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日本の仏教文化のルーツ?
47187-ガンダーラ仏「釈迦 上半身」
サイズはやや小さめですが、もともとはレリーフの一部だったと推測される釈迦如来の上半身部分です。とても人間らしいお姿で表されているのがわかります。
仏教の創始者である釈迦(ブッダ)が人物像として表されるようになったのは、ガンダーラ仏の頃からといわれています。
釈迦の一生涯を仏伝としてレリーフなどを制作し、人々に仏教を広めるための一役を担ったとされています。
このガンダーラ仏がシルクロードを渡り、中国や日本の仏教文化にも大きな影響を与えていったんですね…
本作を目の前にし、日本の仏教文化のルーツに思いを馳せてみるのも、よろしいのではないでしょうか?
■サイズ:高さ90mm x 幅110mm x 奥行45mm
■材質:石造
■制作年代:2〜4世紀(推定)
税込価格:¥216,000
(本体価格:¥200,000)
- 販売終了いたしました -
現物と写真によっては、仏像のデザイン・色合い等が若干異なる場合もございます。あらかじめご了承ください。
解説:ガンダーラ仏
■ガンダーラは、現在のアフガニスタンの北部にあり、古代の交通の要衝にあたります。紀元前四世紀のアレキサンダー大王の東方遠征以来、ギリシア文化やインド文化など、東西文明の交流がさかんな土地となりました。
■もともと仏教徒は偶像崇拝をせず、仏像を作らなかったのですが、ガンダーラにて、神像を作るギリシア人に影響を受け、歴史上初めて仏像が作られたといわれています。そのため、ガンダーラの仏像は、ミロのヴィーナスを代表とするような西洋彫刻的な、顔の彫りが深く、髪型もギリシア風の巻き毛な姿をしているものが多いのです。
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