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日本の仏教文化のルーツ?
47186-ガンダーラ仏「仏頭」
本作は、横顔しか残っておりませんが、サイズも大きく、顔立ちの美しい逸品です。
ガンダーラ仏の特徴である、目鼻立ちのクッキリしたお顔に、長く少しウェーブがかった髪の毛など、ギリシャ彫刻の影響を受けたと見られる箇所が随所に見ることができます。
このガンダーラ仏がシルクロードを渡り、中国や日本の仏教文化に大きな影響を与えていったんですね…
本作を目の前にし、日本の仏教文化のルーツに思いを馳せてみるのも、よろしいのではないでしょうか?
■サイズ:高さ195mm x 幅105mm x 奥行60mm
■材質:石造、補修あり
■制作年代:2〜4世紀(推定)
税込価格:¥864,000
(本体価格:¥800,000)
※この仏像は限定1点ものです。ご注文の前に、必ず在庫確認の問合せをお願いいたします。
現物と写真によっては、仏像のデザイン・色合い等が若干異なる場合もございます。あらかじめご了承ください。
解説:ガンダーラ仏
■ガンダーラは、現在のアフガニスタンの北部にあり、古代の交通の要衝にあたります。紀元前四世紀のアレキサンダー大王の東方遠征以来、ギリシア文化やインド文化など、東西文明の交流がさかんな土地となりました。
■もともと仏教徒は偶像崇拝をせず、仏像を作らなかったのですが、ガンダーラにて、神像を作るギリシア人に影響を受け、歴史上初めて仏像が作られたといわれています。そのため、ガンダーラの仏像は、ミロのヴィーナスを代表とするような西洋彫刻的な、顔の彫りが深く、髪型もギリシア風の巻き毛な姿をしているものが多いのです。
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