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すべての病者を救済する現世利益の仏様
47054-仏教仏像「薬師如来坐像」
当店オススメの銅造銀象嵌彫金仕上げの薬師如来坐像です。薬師如来が身に纏う衣服や台座に至るまで、繊細な銀の象嵌装飾が施された秀作仏像です。上質な銅製の本体から、神聖なる銀の輝きを放っています。
あらゆる病苦から人々を救い、延命・安楽へと導くとされる薬師如来は、如来では珍しい現世利益の仏様として、極楽往生を約束する仏である阿弥陀如来とともに、古くは飛鳥時代から人にとに広く信仰されてきました。
仏像の写真を見ると、癒しのほとけさまに相応しい、端正で趣深い表情がとても印象的です。左手には万病を治癒させる薬の入った薬壷を携えているのが分かります。しかも、あらゆる願いを叶える宝とされている「如意宝珠(三弁宝珠)」が薬壷の中に入っているのが見えています。右手は手を下げて手のひらを上に向けた、信者の願いをかなえようという意味の「与願印(よがんいん)」の印相を表し、薬草を持っています。
この仏像を手元に置き、こころとからだの健康を祈願し、健やかな日々を送りましょう。
お医者さまをはじめ、癒し系のお仕事に従事される方にもオススメです。
■サイズ:高さ142mm x 幅120mm x 奥行82mm
■材質、仕上げ:銅製、銀象嵌・彫金仕上げ
※この仏像は限定1点ものです。ご注文の前に、必ず在庫確認の問合せをお願いいたします。
解説:薬師如来
■医学の未発達だった昔は、仏の御力に頼って病を治そうとする人々がたくさんいました。そこで、大王医仏ともいわれ、すべての病人を救うとされる薬師如来は、日本においても古くは飛鳥時代から広く信仰されていました。日本で有名な尊像には、法隆寺に伝わる薬師三尊像や、薬師寺の本尊などがあります。
■薬師三尊像は、中央に薬師像を置き、その両脇に薬師の働きを助ける日光(にっこう)・月光(がっこう)の両菩薩が配置されています。さらに、右手に薬壺を携えている薬師のまわりには、眷属の十二神将が薬師如来を厳重に守護しています。
■薬師如来のご利益は、真言を唱えると寿命が延び、病が治り、お産が軽くなるといわれていますが、特に眼病に霊験があるとされ、ひらがなの「め」の字を書き、それと向かい合わせに左文字で「め」を書いた『向かいめ』の絵馬を納めると良いとされています。
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