トップページ > 仏教仏像 > 高僧、人物
チベット密教の祖
46967-仏教仏像「純銀 パドマサンバヴァ」
パドマサンバヴァは、古代チベット最高の行者として崇められている高僧です。インドからチベットに仏教が伝えられた際、土地の悪霊・悪鬼を退治し、数々の奇跡を起こし、仏教の普及に大きな力を振るったといわれています。チベットにおける弘法大師のような存在であり、今も多くの人々に信仰されています。
この仏像は、調和の取れた全身像と鋭利で細かな仕上がりを兼ね備えた、たいへん貴重な純銀製のパドマサンバヴァ像です。素材の特性が十分に活かされた、高級感漂う渋くて深みのあるシルバーの輝きに加え、表面には手の込んだ細かい文様が隙間なく施された精巧な仕上がりも見事です。眼光鋭く神秘の霊力を感じさせる迫力ある独特の風貌には誰しもが魅了されることでしょう。まさしく、伝説の大行者らしい貫禄に満ちた御尊像です。
パドマサンバヴァは、現代の我々が接することのない、荒ぶる力を治めた偉大な存在です。この仏像を手にすれば、その強大な霊力を感じ取ることが出来るかもしれません。
貴方の中に眠る大いなる能力を開眼させ、導いていただけるよう、この仏像を前にご祈念してみてはいかがでしょか?
■サイズ:高さ114mm x 幅80mm x 奥行60mm
■材質、仕上げ:純銀、彫金仕上げ
税込価格:¥302,400
(本体価格:¥280,000)
- 販売終了いたしました -
解説:パドマサンバヴァ
■パドマサンバヴァは、インドのウッディヤーナに生まれ、ティソン・デツェン王の時代にチベットに招かれ、多くの密教聖典を伝えたとされる伝説的な密教行者です。彼の伝記や彼の著作といわれる聖典は、現代でも数多く存在し、グル・リンポチェ(導師様)として宗派を超えたチベット民衆の支持を得ています。
■パドマサンバヴァの「パドマ」とは、「蓮華の花」を、「サンバヴァ」は「生まれた地」を意味しています。むかし、インドの王が、世継ぎ探しの帰路の途中、蓮華の花に座っていた美しい少年と出会い、その後、少年は王子になりました。その少年が、後のパドマサンバヴァであるといわれています。
■王子となったパドマサンバヴァは、幸せに暮らしていましたが、あるとき、虚空に現れたヴァジュラサットヴァ(こんごうさった)の教えを受け、王位を捨てて出家します。その後、さまざまな修行を積み、密教の力を得て大行者となりました。
■密教の偉大な力を習得した彼は、チベットに招聘され、チベットに密教の教えを宣布します。しかし、チベットの土着宗教であったポン教の崇拝者たちの抵抗を受けたため、多くの密教聖典をチベットの各地に埋蔵したとされています。これを、「テルマ」(埋蔵聖典)といいます。後に、この埋蔵聖典を発掘して奉じた宗派がニンマ派(古派)と呼ばれることになりました。
■パドマサンバヴァは、チベットから西南の羅刹の国にわたり、現在も銅色山において仏法を説き続けているといわれています。
※高僧、人物:商品一覧 |