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麗しきチベットの観音菩薩…
46857-仏教仏像「六字観自在菩薩」
(四臂観音)
六字観自在菩薩は観音菩薩の変化観音として、チベットでは最も人気のある菩薩です。四臂(四本の腕)を持つことから、四臂観音ともいわれています。
四臂観音は、四本腕の一対の右手で数珠、左手で蓮華を持っています。そして、もう一対の両手でサンプタ合掌(十指を集め、両手の間に少しの空間を残す合掌)をしています。
本作は、装飾部分の文様がきめ細かい見事な彫刻で彩られております。色合いもよく、銅の質感が十分に活かされた艶やかな肌。そして、菩薩の慈悲の心を表すかのような、優しく穏やかな表情がよく表されており、見る者すべてを心から癒してくれているかのようです。
ご面相の美しさといい、まさに観音様の名に相応しい気品を漂わせております。
■サイズ:高さ170mm x 幅130mm x 奥行95mm
■材質、仕上げ:銅造、彫金象嵌仕上げ
※この仏像は限定1点ものです。ご注文の前に、必ず在庫確認の問合せをお願いいたします。
解説:観自在(観音)菩薩
■観自在菩薩は、梵名を「アヴァローキテーシュヴァラ」といい、観世音(観音)菩薩ともよばれ、慈悲の菩薩として人々の信仰を集めています。
■梵語では、「見守る者」を意味し、救いの手を差し伸べるといわれています。また、その名をとなえれば七難をまぬがれ、礼拝すれば財を蓄え福をなすともいわれていて、今も多くの人々が篤く信奉しています。
■様々な時代や地域で信仰され、慈悲の心は広大無辺で、それぞれの人にあわせて導くということから、いろいろな姿に表されてきました。有名なのは千の手を持つ千手観音、馬の頭を頭頂にいただく馬頭観音などがあります。
解説:六字観自在菩薩
■観自在菩薩の変化観音として、チベットでは最も人気のある菩薩です。「六字」とは、チベットや中国で非常に有名な真言である「オーム・マニ・パドメー(ペメ)・フーム」(オーム、宝珠と蓮華よ、幸いなれ)という6つの音節が神格化されたものです。
■六字観自在は四臂(四本腕)を持つことから、四臂観音ともいわれています。四本腕の一対の両手で合掌をし、もう一対の右手で数珠、左手で蓮華を持っています。
■通常は、脇侍として、右には蓮華の中に住する「マニダラ(宝珠を持つ者)」がおり、左には先の「六字」が女神化した「六字大明妃」がいます。
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