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すべての病者を救済する仏様
46756-仏教仏像「薬師如来」
薬師如来は、正式には薬師瑠璃光如来といい、西方世界の阿弥陀如来に対し、阿しゅく如来と同じく東方世界を司るほとけさまとされています。
また、大医王仏とも呼ばれ、諸病諸苦を取り除き、延命、安楽へと導く、すべての病人を救うとされる薬師如来は、日本においても古くは飛鳥時代から広く信仰されていました。左手に薬壺を携えているのが分かります。
本作は、高さ(光背つき)約23.5cmの銅製打ち出し技法による仏像です。唯一無二の仏師「ディベンドラ・シャカ」による渾身の作品です。
光背にはたくさんの薬壺があり、薬師如来が纏う衣の装飾も立体的で、全体的に非常に細かい装飾がふんだんに施されているのが分かります。
師が、我が身を削る思いで造り上げた、まさしく正真正銘の一点ものです。
打ち出し技法という、鏨を使い、精密かつ丹念に銅板を打ち出して造形していく本作は、非常に高度な技術により長時間かけて造られています。
卓越した技術力と熟練技を要するため、いまやその伝統の技法を受け継ぐ者は皆無といっても過言ではありません。
本作はもちろん一点ものですので、再入荷はおろか、同じ品とて存在しません。特級品との出会いは、まさしく一期一会…当店が自信を持ってお薦めできる最高の薬師如来立像です。
寺宝や家宝として相応しい、貴重な仏像といえるでしょう。
■サイズ(光背あり):高さ235mm x 幅125mm x 奥行80mm
■材質、仕上げ:銅造、打ち出し技法仕上げ
■作者:ディベンドラ・シャカ(仏師)
税込価格:¥648,000
(本体価格:¥600,000)
- 販売終了いたしました -
解説:薬師如来
■医学の未発達だった昔は、仏の御力に頼って病を治そうとする人々がたくさんいました。そこで、大王医仏ともいわれ、すべての病人を救うとされる薬師如来は、日本においても古くは飛鳥時代から広く信仰されていました。日本で有名な尊像には、法隆寺に伝わる薬師三尊像や、薬師寺の本尊などがあります。
■薬師三尊像は、中央に薬師像を置き、その両脇に薬師の働きを助ける日光(にっこう)・月光(がっこう)の両菩薩が配置されています。さらに、右手に薬壺を携えている薬師のまわりには、眷属の十二神将が薬師如来を厳重に守護しています。
■薬師如来のご利益は、真言を唱えると寿命が延び、病が治り、お産が軽くなるといわれていますが、特に眼病に霊験があるとされ、ひらがなの「め」の字を書き、それと向かい合わせに左文字で「め」を書いた『向かいめ』の絵馬を納めると良いとされています。
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