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安産、子授けの功徳がある観音様です
46686-仏教仏像「准胝観音(准胝仏母)」
日本でもなかなかお目にかかるのは珍しい「准胝観音(准胝仏母)」の仏像です。真言系仏教では六観音のひとつとされています。心の働きを清浄にし、安産・子授けの功徳がある観音様です。
写真を見ればお分かりの通り、准胝観音の像容は一面三眼十八臂とするものが多く、たくさんの手があることから千手観音とよく見間違えることが多いそうです。
様々な持物を手にし、手前の四臂を使い、両手を胸の高さまで上げ、指先を合わせて輪を作る「説法印(転法輪印)」と、手を上げて手のひらを前に向けた「施無畏印」を結んでいるのが分かります。
仏像自体の色合いもよく、銅造の質感が十分に活かされた艶やかな肌をしています。観音様の慈悲の心を表すかのような穏やかな表情がよく表されており、その何ともいえないやさしげなお姿には、慈悲の仏様にふさわしい優美さがあります。
冒頭にも申しましたが、准胝観音の仏像はとても珍しいものです。美は、自分のそばに置くことで喜びや感動を得、さらに、その部屋を訪れた人々をも感動させることができます。
貴方のお部屋の格調を高める高尚なインテリアとして、この仏像がきっと活躍してくれることでしょう。
■サイズ:高さ150mm x 幅120mm x 奥行90mm
■材質、仕上げ:銅造、彫金仕上げ
税込価格:¥129,600
(本体価格:¥120,000)
- 販売終了いたしました -
解説:准胝観音(准胝仏母)
■チベット・ネパール・中国・日本など、観音信仰の盛んな地域では、観音様は多種多様なお姿に化身して救済を求める民の前に現れますが、この准胝観音も、あらゆる人を救い、人々のあらゆる願いをかなえるという観点から、たくさんの手を持つ現世利益の強い変化観音として、古来より篤く信仰されてきました。
■准胝観音は心の働きを清浄にし、安産・子授けの功徳がある観音様です。真言系密教では「六道輪廻」の思想に基づき、六種の観音が六道に迷う衆生を救うという考えから生まれた「六観音(地獄道−聖観音、餓鬼道−千手観音、畜生道−馬頭観音、修羅道−十一面観音、人道−准胝観音、天道−如意輪観音)」のひとつとされています。一方、天台宗系では「准胝仏母」と呼ばれ、仏眼仏母などと同じく、人を悟りに導いて数限りない仏を誕生させる仏母尊とされ、菩薩ではなく如来に分類されています。よって、天台宗系では准胝観音の代わりに不空羂索観音を加えて六観音とします。
■准胝観音の像容は一面三眼十八臂とするものが多く、たくさんの手があることから千手観音とよく混同されることが多いそうです。そのため、今まで千手観音として伝来されてきたものが、実は准胝観音だった!ということも稀にあるそうです。
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