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未来に天から降臨し、理想の世界を表す
46544-仏教仏像「弥勒菩薩(弥勒仏)」
日本は、古くから弥勒信仰が盛んで、真言宗の開祖である弘法大師が弥勒信仰であったことでも、よく知られています。本作は、日本で多く見られる弥勒菩薩像の代表的な形態である、半跏思惟像(はんかしいぞう)のお姿をしております。
少しうつむき加減に、右手をそっと頬にあて、なにか物思いにふける表情が印象的な本作。何とも言えぬ安らかなお顔…癒されます。
後ろから見たお姿も、なんとも哀愁漂う感じがあって、日本人が好きなのも分かるような気がします。
私達が弥勒様に出会えるのは、遥か遠い未来…本作を前に弥勒の真言を唱えれば、きっと理想の世界に生まれ変わり、弥勒出現に出会えるかもしれません…
■サイズ:高さ180mm x 幅70mm x 奥行90mm
■材質、仕上げ:銅造、鍍金・彫金仕上げ
税込価格:¥95,040
(本体価格:¥88,000)
- 販売終了いたしました -
解説:弥勒菩薩(弥勒仏)
■弥勒菩薩は、釈迦在世の頃、南天竺バラモンの名家に生まれました。釈迦の教えを受け、「おまえは、私亡きあと56億7000万年後に、この世界の華林園(かりんえん)の龍華樹(りゅうげじゅ)の下で悟りを得て仏となり、世の人々を救うであろう」と予言されました。弥勒は、はるか上空の兜率天(とそつてん)に上がり、そこで修行し、釈迦涅槃後の56億7000万年後に兜率天から降下してこの世に生まれ、人々を救済するといわれています。
■弥勒は、生まれ変わったら仏になれる菩薩ということで、一生補処(いっしょうほしょ)の菩薩と呼ばれています。また、遠い未来とはいえ、必ず仏になることが約束されていることから、「未来仏」や「弥勒仏」とも呼ばれています。
■真言密教の開祖である弘法大師は、弥勒信仰で知られ、入定(にゅうじょう)に際して、「必ず兜率天に生まれ、56億7000万年後に、弥勒とともに下生する」と遺告(ゆいごう)したそうです。
■弥勒菩薩像の代表的な形態は、半跏思惟像(はんかしいぞう)といい、片足を台座より下げ、もう一方の足はひざを曲げて片方の股に足の甲をのせ、肘をその膝につき、その手を頬にあて思索にふける姿を現しています。
■弥勒のご利益は、真言を唱えると、自分の理想の世界に生まれることが出来るとされています。ちなみに、弥勒の降臨した世を各宗派が説いていますが、どれもすばらしい世界であるとされています。
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