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宇宙創造の神
46533-仏教仏像「梵天(ブラフマー)」
梵天は、もともと古代インドの神「ブラフマー」が仏教に取り入れられたもので、古代インドのバラモン教では、梵卵を二つに割り、天と地を創造したとして、万物の根源とされる「ブラフマン」を神格化した宇宙創造の神とされています。また、ヒンドゥー教では創造神ブラフマーは「ヴィシュヌ(維持神)」、「シヴァ(破壊神)」とともに、三大神の1人に数えられています。
仏教では、鎮国利生や仏法守護を行うものとして、四天王・十二天(帝釈天など)とともに、仏教世界を守護しています。
本作は、四面(顔が4つ)八臂(腕が8本)の梵天坐像です。ふつう、日本では梵天仏像のお姿は四面四臂が一般的ですので、本作のような八臂の仏像はとても珍しいです。やはり、見た目的にも仏教の守護神というよりは、インドの神「ブラフマー」としての印象が強い仏像作品になっています。
本作のように、どこか独特で妖艶な雰囲気を持つ仏像は、他の作品にはない、何か特別なパワーを貴方に感じさせてくれることでしょう。
大きさのわりに、非常にお求めやすい価格になっております。この機会を是非ともお見逃しなく!
■サイズ:高さ210mm x 幅135mm x 奥行105mm
■材質:黄銅製
税込価格:¥21,600
(本体価格:¥20,000)
- 販売終了いたしました -
解説:梵天(ブラフマー)
■梵天は、もともと古代インドの神「ブラフマー」が仏教に取り入れられたもので、古代インドのバラモン教では、梵卵を二つに割り、天と地を創造したとして、万物の根源とされる「ブラフマン」を神格化した宇宙創造の神とされています。また、ヒンドゥー教では創造神「ブラフマー」は「ヴィシュヌ(維持神)」、「シヴァ(破壊神)」とともに、三大神の1人に数えられています。
■仏教では、鎮国利生や仏法守護を行う天部として、四天王・十二天(帝釈天など)とともに、仏教世界を守護しています。
■梵天は、釈迦と深い関わりをもつ天部です。その昔、釈迦が幼少の頃に梵天が、四苦(生・老・病・死)の苦しみを東西南北の門から見せ、釈迦が菩提樹の下で悟りを開き仏陀に目覚めた時に「その教えを広く世の人のために説いてほしい」と懇願した結果、仏陀が教えを説くことを決意したという説話があり、これを「梵天勧請(ぼんてんかんじょう)」といいます。
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