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日本でいちばん有名な仏教の守護尊
46226a-仏教仏像「金剛力士仁王像 阿形」(青銅古色)
当店オススメの金剛力士像です。
写真を見ていただければお分かりの通り、威嚇(いかく)の表情・姿態や筋肉の躍動感が素晴らしく表現されています。
金剛力士像は、主に裸形と武装形という2種類のお姿に分類できますが、本作は裸形のお姿をしています。裸形の代表作として、東大寺南大門像(建仁3年、運慶・快慶作)が有名です。
本作は、日本でよく知られている仁王像とは異なり、どことなく西方の雰囲気を醸し出していて、とてもスマートなお姿をしています。面長なお顔や筋肉の躍動感、スラッとした手足など、まるでスーパーモデルのようではありませんか?
まさに、現代版の金剛力士といっても過言ではありません。
■サイズ:高さ530mm x 幅250mm x 奥行210mm
■材質、仕上げ:銅造、青銅古色仕上げ
※この仏像は在庫少量です。ご注文はお早めにお願いいたします。
解説:金剛力士 仁王像
■一般的には「仁王」の字を用いますが、「二王」が本来です。尊名は「金剛力士(こんごうりきし)」です。もとは破摧(はさい)の武器「金剛杵」を執り、いつも釈尊(しゃくそん)の身近にあって護身の役をになう単独の尊像であったとされています。
■インドでは裸形(らぎょう)・中央アジア以東では武装形が多かったが、中国では寺門の左右に安置されて一対のものとなり、日本でもよく知られる寺院の守門尊となりました。その像形は「阿吽(あうん)」対照のかたちをとるものが多く、武装形よりも、中国古来の力士のかたちにならった裸形が一般的となりました。ちなみに、仁王を安置する寺門を「仁王門」と呼びます。
■寺院の守門尊となったその性格上、威嚇(いかく)の表情・姿態を持ち、これと関連して筋肉の躍動を誇張して表現するものが多いのが特徴です。
解説:日本の仁王像
■日本における仁王像は戦後、9世紀から14世紀頃にいたる仁王像が数多く確認されています。おもな作例は以下の通りです。
※裸形…法隆寺中門像(一部が奈良前期・塑造)、善水寺像(平安後期・木造)、東大寺南大門像(建仁3年、運慶・快慶作、木造)
※武装形…東大寺法華堂(三月堂)像(奈良後期・乾漆造)、同堂の執金剛神(しゅうこんごうしん)像(奈良後期・塑造、独尊)
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