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釈迦の生母である摩耶夫人(マーヤー)
46013-仏教仏像「摩耶夫人」
たいへん珍しい、釈迦の生母である摩耶夫人(マーヤー)の仏像です。
釈迦の誕生説話によると、釈迦は、摩耶夫人の右脇腹から生まれたといわれています。
商品写真を見ていただければお分かりかと思いますが、摩耶夫人が右手を高くあげています。本作は、まさに今、釈迦が右脇腹から生まれようという瞬間が見事に表された逸品です。
■サイズ:高さ215mm x 幅80mm x 奥行70mm
■材質、仕上げ:銅造鍍金、彫金仕上げ
税込価格:¥48,600
(本体価格:¥45,000)
- 販売終了いたしました -
解説:釈迦誕生の物語
■釈迦の生母である摩耶夫人(マーヤー)は、ある夜、六本の牙をもつ白い象が自身の胎内に入ってくる夢を見ました。しばらくすると、摩耶夫人が妊娠していたことが分かりました。
■摩耶夫人が出産のために里帰りしている最中、ルンビニー園で休んでいますと、沙羅双樹(無憂樹)の花が満開でした。そこで、夫人が1本手に取ろうと手をのばしたその時、なんと釈迦が突然、右の脇腹から生まれたのです。
■そして、この釈迦が生まれた時、神々はこれを祝福して天上から花の雨を降らせ、二頭の龍が産湯を注いだといわれています。そして、釈迦は梵天が出した網で受け止められ、四天王に抱かれて、神々や人々から祝福の焼香をうけたといわれています。
■すると釈迦は、産着を着せられるとすぐに立ち上がり、自ら7歩あるき、天地を指差し「天上天下唯我独尊(この世に私よりも優れた人はいない)」と言ったといわれています。
■その次には、灌頂(かんじょう)の儀式を受けられました。梵天、帝釈天という仏教の二大護法神が、王子の両脇に立ち、難陀竜王と優波難陀竜王が、虚空中から清浄なる温水と冷水を注ぎ、釈迦の身を清めるという儀式でした。
■そして摩耶夫人は、釈迦が生まれて7日目に亡くなってしまいました。
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