トップページ > 仏教仏像 > 千手観音（子歳守り本尊）
千の手と千の慈眼ですべての衆生を救ってくれる仏様
（子歳守り本尊）
45877-仏教仏像「千手観音」
（銀製打ち出し）
銀製打ち出し製法による貴重な千手観音像です。小ぶりながらも、細部にわたる手の込んだ素晴らしい仕上がりと、経年による燻し銀の重厚感がとても魅力的です。まさしく銀製ならではの醍醐味が味わえる逸品といえます。
上部先端に環がついており、レリーフとして壁面に掛けることも可能。額装したり、工夫次第で素敵にお飾りいただけます。
このように、銀の板を鏨で打ち込んで造形を施していく打ち出しによる製法は、高等技術と忍耐力を要する過酷な作業であり、まさしく神業といえるものです。あまりにも素晴らしい出来映えに、もとが一枚の板であったことなど全く信じられません。
打ち出し仏像は、高等な技術を要するため、制作出来る仏師がほとんどいなくなってしまいました。高い技術を伝承するということは、時代とともに難しくなってきているのが現実のようです。それゆえに、打ち出し製法による仏像にお目にかかる機会は非常に稀となっております。
最高の仏師と最高の素材が出会い、そして最高の仏様が出来る…あまりにも神々しいお姿に自然と合掌したくなる本作は、未来永劫に受け継がれるべき作品ではないでしょうか。
この世に一点しかない貴重な仏像です。護持仏としていかがでしょう。
■サイズ：高さ160mm x 幅109mm x 奥行き15mm
■材質、仕上げ：銀製、打ち出し仕上げ
※銀製品は市販の銀専用研磨剤で磨くことにより、光沢を復活させることも可能です。ただし、経年による風合いを保つ場合には、研磨剤によるお手入れはとくに不要となります。ご注意ください。
※この仏像は限定1点ものです。ご注文の前に、必ず在庫確認の問合せをお願いいたします。
解説：千手観音（子歳守り本尊）
■正しくは、千手千眼観世音菩薩とよばれます。千の手と千の慈眼をもつ観音菩薩です。その姿は、五重二十七面の顔と一千の慈眼をもち、一千の手を動かして一切の衆生を掬うという大慈大悲の心を示しています。
■観音とは、梵語では「見守る者」を意味し人々の危難に際し、救いの手を差し伸べるといわれます。千手観音は、多くの経典に登場し、慈悲の菩薩として、古来より盛んに信仰を集めてきました。
実物と写真によっては、仏像のデザイン・色合い等が若干異なる場合もございます。あらかじめご了承ください。
※各画像をクリックすると、別ウィンドウで仏像の拡大画像をご覧になることができます。
※千手観音：商品一覧 |