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三十三観音のひとつで、大漁祈願の仏様
45661-仏教仏像「魚籃観音」
観音様は、さまざまな国土に身をあらわして、諸々の苦悩に悩むすべての人々を救う菩薩です。
多様な姿をとって人々を救い、三十三観音と呼ばれる姿が知られています。魚籃観音は、この三十三観音のひとつです。手に魚籃(魚籠)を持ち、もしくは魚の背に乗るお姿が一般的とされています。
唐の憲宗の時代に、魚商をしていた美女が、法華経をよく読誦する者に嫁することを決意し、ついに馬氏の夫人となった故事に基づいています。その夫人が実は、観音の化身であったことから、信仰を集めるようになりました。
魚に乗ったお姿が、特に漁業関係者からの深い信仰を集め、恵比寿とともに魚に関する福の神として、古くから敬われています。
■サイズ:高さ330mm x 幅200mm x 奥行100mm
■材質、仕上げ:銅造
税込価格:¥19,440
(本体価格:¥18,000)
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※故事紹介
■美女は、魚類や海老をかごにいれて売り歩き、若者たちの憧れの的になっていました。求婚者に対し、彼女は、御仏の教えを暗記することのできた若者に嫁したいと言い、若者たちは競って経典を暗記しました。
その結果、ひとりの天才青年が、完全に法華経を暗記したといわれています。
その青年は、美女と結婚式を挙げることとなったが、新婦は部屋にこもったまま姿をあらわさない。人々が室内をのぞくと、そこに黄金造りの魚籃観音像があったので、そのあたりの住人は、ことごとく仏法にしたがうようになったといわれています。
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