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世界を創造し、悟りに至る尊格
45427-仏教仏像「呼金剛(ヘーヴァジュラ)」
日本では滅多にお目にかかることはできない、チベット密教の守護尊である「呼金剛(ここんごう)」の仏像です。
私たち人間は、すべて手は二本、頭は一つです。しかし、仏様の中には、そんな常識を遙かに超えた方もいらっしゃいます。
人の運命は複雑怪奇であるのならば、その荒波に溺れる者を救う仏様もまた、それなりの姿をとらなければならないのでしょう。
たくさんの頭に、たくさんの手…その仏威は見る者を圧倒します。
見通しのきかない世の中を渡るための灯火として、感ずるところのある方に、お求め頂きたい逸品です。
■サイズ:高さ210mm x 幅160mm x 奥行120mm
■材質、仕上げ:銅造、彫金仕上げ
※この仏像は限定1点ものです。ご注文の前に、必ず在庫確認の問合せをお願いいたします。
解説:呼金剛(ヘーヴァジュラ)
■呼金剛は多くの場合、妃の無我女(むがにょ・ナイラートマー)を抱いた姿で表されます。妃を抱く姿は、すべての如来を飲み込み、精子として妃の中に入り込み、世界を生み出し、悟りの境地に至るという宗教実践の過程を示しているとされています。
■呼金剛は、八面十六臂の姿で表されることが多く、右手に金剛杵、剣、矢、三叉戟(さんさげき)、輪などを持ち、左手には鈴、蓮華、弓、宝珠、頭蓋骨の容器(カパーラ)などを持つとされています。
■また、十六臂すべてに頭蓋骨を持つこともあり、その場合は、右手にある頭蓋骨上には、病気や不幸のシンボルである象や馬など8匹の動物が乗り、左手には、それらに打ち勝つ日神、月神などの8神が乗っています。
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