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「有と無の分別を断つ」シンボル
44070-仏教仏像「髑髏杯(カパラ)」
髑髏杯(カパラ)は頭蓋骨に飾り付けを施した供物容器で、造形は恐ろしい形相をした人間の頭であったり、頭蓋骨から成る杯や鉢であったりします。
密教では特に「有と無の分別を断つ」シンボルとして使われ、中に儀式用の液体(水など)を入れ聖化するために使われるそうです。
髑髏杯(カパラ)という名前からは、ちょっと恐ろしげな感じがいたしますが、本作は美術工芸品としての評価が高い作品です。お守りや縁起物としてもお飾りいただけます。また、飾るのみならず、実際にお香を焚いていただいたり、小物入れとしてもご利用いただけるかと思います。使い方はお客様の自由です。
商品写真を見ていただければお分かりの通り、本作は非常に凝った造形となっており、どの側面から眺めても非常にバランス良く、上蓋には十字羯磨、取っ手部分には金剛杵(ヴァジュラ)が飾られ、容器を支える部分にも髑髏が付き、火炎が燃え盛っていたりと、細部の造形にかなりのこだわりをもって制作されていることが伺えます。
また、材質の銅も肉厚であり、素材を活かした色や質感も素晴らしく、全体的にとても綺麗に仕上がっています。飾り台に袱紗などを敷き、その上に置いて飾っていただくなどすると、より一層効果的な演出となります。
お香が趣味の方、美術工芸品の愛好家の方には、絶対の自信をもってお薦めしたい逸品です。
当然のことながら一点のみの希少な作品ですので、是非とも、この機会をお見逃しのないよう、ご検討くださいませ。
■サイズ:高さ130mm x 横幅120mm x 奥行100mm
■材質、仕上げ:銅造、彫金仕上げ
税込価格:¥84,240
(本体価格:¥78,000)
- 販売終了いたしました -
実物と写真によっては、髑髏杯(カパラ)のデザイン・色合い等が若干異なる場合もございます。あらかじめご了承ください。
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