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龍に乗る勇猛な財宝神…
43271-仏教仏像「ジャンバラ(宝蔵神)」
龍に乗る勇猛な姿がとても印象的なジャンバラ(宝蔵神)像です。財宝をもたらす神として、ネパールやチベットなどで篤く信仰されています。
姿形がよく似ているので、「毘沙門天」や「布袋」等と混同されることもあるそうですが、右手に豊かさを象徴するレモン(シトロン)、左手には宝を吐き出すマングースを持っているのがジャンバラ(宝蔵神)とされています。
本作は、猛々しい龍に乗りながら、力強い眼力をもつ大きな眼と貫禄ある豊かな髭、安定感際立つ太鼓腹が、どっしりとした威厳を感じさせます。
左手にはマングースを持ち、本来ならば右手に持つはずのレモンは、龍が変わりに持つという手の込んだ演出…そして、細密に彫られた猛々しい龍の造形美もまた、本体以上に見事なものです。
本体、龍、台座にいたるまで金色に輝くパワフルな造形は、まさしく一級品の名に相応しいものといえるでしょう。
■サイズ:高さ310mm x 幅220mm x 奥行120mm
■材質、仕上げ:銅造、鍍金・彫金仕上げ
税込価格:¥432,000
(本体価格:¥400,000)
※この仏像は限定1点ものです。ご注文の前に、必ず在庫確認の問合せをお願いいたします。
解説:ジャンバラ(宝蔵神)
■ジャンバラ(宝蔵神)は別名「蓮花神」とも呼ばれます。後期密教成立の遅い時期にこの財宝尊は作られ、姿形が似ていることから「毘沙門天」や「布袋」等とよく混同されます。
■右手に豊かさを象徴するレモン(シトロン)、左手にマングースをつかみ、その口から財宝を吐き出させているのが基本的な姿とされています。
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