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仏の教えを守る神
43132-仏教仏像「護法神(ダルマパーラ)」
古代インド人達は、禍害を避け幸運を願うために、悪鬼を征服する力の強い神を求めました。それはチベットでも同様で、神による攘災の思想は一般にゆきわたり、数多くのチベット独自の神々が生み出されています。
この仏像は、インドやチベットの密教パンテオンの中でも、如来や菩薩に匹敵する高い地位に置かれる男神グループである「護法神(ダルマパーラ)」の中のひとつとされる仏像です。「ダルマ」は「仏の法(教え)」、「パーラ」は「守護者」を意味します。
護法神はその名の通り、仏教の教えを守るため、教えに従わない者たちを恐ろしい姿で威嚇しながら教えに導く役割を担っています。
護法神として代表される尊格には「大黒(マハーカーラ)」や「不動(アチャラ)」、「馬頭(ハヤグリーヴァ)」などがおり、日本の仏教で言うところの「明王」と同様の役割を担っています。
この仏像を見ると、慈愛の表情は一切なく、目尻を吊り上げカッと目を見開き、牙を剥き出した恐ろしい口元、逆立った髪など、恐ろしい忿怒(ふんぬ)の表情が強調されています。
また、写真を見ていただければお分かりのように、右手で金剛杵(ヴァジュラ)を持ち、虎皮を身に纏っているお姿から推測すると、この仏像は「執金剛神(ヴァジュラパーニ)」である可能性もありますが、定かではありません。
仏像の大きさも申し分なく、御家の護法尊としてオススメの逸品仏像です。
■サイズ:高さ250mm x 幅220mm x 奥行90mm
■材質、仕上げ:銅造、彫金仕上げ
※この仏像は限定1点ものです。ご注文の前に、必ず在庫確認の問合せをお願いいたします。
解説:護法神(ダルマパーラ)
■護法神(ダルマパーラ)は、インドやチベットの密教パンテオンの中でも、如来や菩薩に匹敵する高い地位に置かれる男神グループの総称で、「ダルマ」は「仏の法(教え)」、「パーラ」は「守護者」を意味します。護法神はその名の通り、大日如来などの仏の化身として仏教の教えを守るため、教えに従わない者たちを恐ろしい姿で威嚇しながら教えに導く役割を担っています。
■護法神として代表される尊格には「大黒(マハーカーラ)」をはじめ「不動(アチャラ)」、「馬頭(ハヤグリーヴァ)」、「大威徳(ヤマーンタカ)」が含まれる「十忿怒尊」などがおり、日本の仏教で言うところの「明王」と同様の役割を担っています。
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