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様々な困難を解決する智恵を授けてくれる菩薩様
（卯歳守り本尊）
42134-仏教仏像「文殊菩薩（四面八臂）」
「３人寄れば文殊の智恵」などといって、『智恵の菩薩』として有名な文殊菩薩の仏像です。この仏像は、四面八臂（頭が四つに腕が八本）の密教的多面多臂で表された、とても貴重な文殊菩薩像です。同系の多面多臂形文殊菩薩の代表格は「法界語自在文殊（ほっかいじざい）」と呼ばれ、人々の篤い信仰を集めており、チベット後期密教では曼荼羅の中尊として「大日如来と同体の尊格」とされています。つまり、文殊菩薩形大日如来でもあるわけです。
この仏像は、豪華な装飾が施された宝冠を被った四面であることに加え、文殊菩薩の定番のお姿である右手で利剣を振り上げ、左手で智慧の象徴でもある「般若経」の経典を持っています。さらには、金剛薩捶（こんごうさった）の持物である金剛杵と金剛鈴を手に持ち、ほとけのあらゆる功徳を凝縮している仏像だと言えるでしょう。
普段何気なく生活をしていると、何かに物足りなさを感じる瞬間がよくありませんか？この世のあらゆる事象は、様々な要素が融合し合うことで、さらなる多様性や機能性を持った優れたものへと発展していきます。それは仏様も同じです。融合と変化を繰り返し、より多様な効力を持つ尊格へと発展してきました。私たち自身も、じつにそうありたいものです･･･
この仏像は、より良い発展を願う方、知恵が欲しい方にオススメしたい、超然とした仏様の存在感が抜群の逸品です。
最高の護持仏を貴方のお手元に･･･
■サイズ：高さ260mm x 幅205mm x 奥行き145mm
■材質、仕上げ：銅造、彫金仕上げ
税込価格：￥410,400
（本体価格：￥380,000）
※この仏像は限定1点ものです。ご注文の前に、必ず在庫確認の問合せをお願いいたします。
現物と写真によっては、仏像のデザイン・色合い等が若干異なる場合もございます。あらかじめ、ご了承ください。
※上の各画像をクリックすると、別ウィンドウで仏像の拡大画像をご覧になることができます。
解説：文殊菩薩（卯歳守り本尊）
■普賢菩薩と共に釈迦の脇侍としてひかえ、通例は 獅子にのった姿で表現されています。般若経典を編纂結集した人物がモデルであったと推定され、維摩居士との論戦はひろく知られています。
■多くの経典で、仏に説法を勧めてその相手役を務めたり、菩薩たちの代表者として現れます。諸菩薩の中でも、もっとも重要な菩薩のひとりとされています。悟りの知性的側面を象徴し、知恵第一の菩薩です。学業を助け、知恵を授けます。
解説：金剛薩捶（こんごうさった）
■金剛薩捶（こんごうさった）は、別名：ヴァジュラ・サットヴァ（チベット名：ドルジェ・セムパ）と呼ばれ、仏と菩薩の両者を兼ねる尊格の代表として知られています。名前に金剛とつくように堅牢強固な金剛のパワーを持ちます。右手に金剛杵（ヴァジュラ）、左手に金剛鈴持つ姿で表されます。ちなみにインドやチベットでは、金剛鈴は真理を悟る般若の智慧、金剛杵は他のものを救済する慈悲の方便のシンボルとされています。
■また、インドやチベットでは金剛薩捶は菩薩であると同時に、曼荼羅の中核を成す五仏に次ぐ「第六の仏」であるとされ、さらには五仏を総括する根源的な神格「本初仏（ほんしょぶつ）」でもあると考えられています。
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