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偉大なる過去仏…

41010-仏教仏像「燃灯仏（錠光如来）」

美しい理想像を求めて生きたい貴方に…

仏教の創始者であり、それを教え広めたお釈迦様。この仏像は、前世のお釈迦さまが惚れこみ、師仏として目標となった過去仏『燃灯仏』のたいへん貴重な仏像です。燃灯仏は、数多くの過去仏（釈尊以前に悟りを開いた仏陀）の中で最初のほとけとされています。

立像スタイルのシンプルかつ端正な造形です。その抜群ともいえる姿勢の良さが、類稀なその存在感というものを一層際立たせています。

仏像全体の像形もかなり手が込んでおり、味わいのある彫刻と質感は見る者を飽きさせません。ひとりの仏師が誠心誠意、真心と精魂を込めてこの世に出現させました。

そして何よりも、ほとけの慈悲の心を表すかのような、遥か遠くの現世界をそっと見守るかのような、優しく穏やかな表情がよく表されており、見る者すべてを心から癒してくれているかのようです。

程よい大きさの仏像ですから、工夫次第で様々な場所にお飾りいただけます。お飾りするだけで御功徳となるでしょう。僧侶の方はもとより、仏教信仰に強い志をお持ちの方にもオススメの仏像です。

高尚なインテリアとして、信仰のシンボルとして、または護持仏としてもいかがでしょうか？

■サイズ：高さ245mm x 幅75mm x 奥行き66mm
■材質、仕上げ：銅造、彫金仕上げ

※この仏像は限定1点ものです。ご注文の前に、必ず在庫確認の問合せをお願いいたします。

解説：燃灯仏（錠光如来）

■燃灯仏は「ディーパンカラ」または「錠光如来」ともいわれ、数多くの過去仏（釈尊以前に悟りを開いた仏陀）の中でも最初の過去仏とされています。釈迦がその前世において初めて出会った唯一のほとけであり、まだ修行者であった前世の釈迦に対し、未来世において悟りを開き、仏陀（釈迦如来）となることを告知したとされており、燃灯仏は釈迦如来の師仏として古来より尊崇されています。
■ちなみに、燃灯仏が前世の釈迦に対して悟りへの道を説いた説話が「燃灯伝授記」として記されていますので、簡単にご紹介いたします。
神々しい燃灯仏の姿に強く心を打たれた修行者（前世の釈迦）が、自らも仏陀になる誓願をします。そして、燃灯仏の歩む先の泥水に自らの髪を敷いてお通しするなど、我が身を投げ出し、自らその求道心を示します。すると、その功徳に対し燃灯仏は「汝こそ未来世において仏陀となり、世の燈明となる者である」と、その修行者（前世の釈迦）に告げました。
求道心のあり方や功徳ということの大切さが伺えるエピソードといえるでしょう。