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森羅万象を集約した極彩色のヴィジョン
20240-仏教仏画「掛け軸 曼荼羅」
当店が自信を持ってお薦めする最高品質の肉筆曼荼羅です。曼荼羅(マンダラ)は、仏たちの聖なる世界を描いた仏画です。その細密さと精神性は、仏画の頂点といっても過言ではありません。
仏たちが集合し、円形になっているものを曼荼羅とよびます。それは、この世界の有様を示すと同時に、観る者を聖なる世界へと導くしるべでもあります。中央の仏から外へ向かって力が放たれ、同時に外側すべてのものが中央へ流れ込んでいます。すべてのものが支えあい、完全な様(円)を保っています。
本作は、チベット系の一流の仏師が描いた、一点ものの曼荼羅です。美術工芸品としても高い評価を得ており、その精密な描き様は、まさに聖なる世界を観ていると納得させるだけの説得力をもっています。
曼荼羅は、最高の仏画であると同時に、高い精神性をもった抽象画であるともいえます。床の間に、仏画としてかけて心の平安を得るも良し、また、現代アートを超えるものとして、洋風の家具とあわせ、究極の癒しの絵画として壁にかけるも良し、貴方の味わったことのない、すばらしい空間を作ってみませんか?
何気ない日常が実は全く違うものであることに気づくことができるかも知れません。
■画寸:縦370mm x 横270mm
■軸寸:縦1,180mm x 横460mm
■絹本肉筆画
※この仏画は限定1点ものです。ご注文の前に、必ず在庫確認の問合せをお願いいたします。
この仏画は手描き作品です。現物と写真によっては、デザイン・色合い等が若干異なる場合もございます。あらかじめご了承ください。
解説:曼荼羅(マンダラ)
■曼荼羅は、サンスクリット語のマンダラの音を写した言葉で、語源的には「本質を有するもの」「完成されたもの」という意味で、つまりは仏の悟りの本質そのものを示しています。
■日本に最初に曼荼羅を請来した空海は、曼荼羅とは、「密教の教えは奥深くて、言語・文字で表現することが困難であるから、変わりに図画によって密教の教えを人々に示すものである。」と説明しています。
■仏教では、視覚や聴覚など人間の五感は人の心に煩悩や迷いを生ずる悟りの道への障害物として扱われてきました。しかし、密教では、「宇宙の真理というものは、人間の理性だけでは理解はできない。」として、逆に人間の五感をフルに活用して真理をとらえようと考えました。つまり、人間の視覚という感覚器官を活用して宇宙の真理を理解するための道具が、曼荼羅であるということなのです。
■曼荼羅は、図絵だけでなく、様々なスタイルで表現されています。曼荼羅の表現手法を大きく分けると4つの種類に分けることができます。
※曼荼羅(マンダラ):商品一覧 |