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すべての人々を極楽浄土へ導いてくださる仏様
(戌・亥歳守り本尊)
13165-仏教仏画「阿弥陀来迎図」
阿弥陀如来は、仏画の中では非常にポピュラーな題材です。末法思想が流行した平安時代には、阿弥陀如来を信仰することにより、地獄におちることなく極楽浄土へ行きたいと願う人々の願いを反映した、多くの仏像や仏画が作られました。
「阿弥陀来迎図」は、阿弥陀を信じて阿弥陀仏の名を念じながら臨終にいたった人を、阿弥陀仏が多くの菩薩を後ろに従え、華やかな音楽を奏でながら雲に乗ってやってきて、極楽浄土に導いてくれる様子を描いたものです。また、同様な作品として「山越え阿弥陀図」も有名です。
阿弥陀如来を中心にして、背後には様々な楽器を奏でる阿弥陀如来の眷属(けんぞく)達が色鮮やかな色彩感覚で細部まで丁寧に描かれています。その妙なる音が聞こえれば、多くの苦しみが取り除かれることでしょう。
生きていれば様々なことがありますが、最後は心穏やかにいたい…それは今も昔も同じです。昔から私達が抱いてきた願いが、この「阿弥陀来迎図」という形になったのではないでしょうか?
本来、「阿弥陀来迎図」は、かなりの大きさがなければ描けない仏画です。本作のような大きさの仏画で阿弥陀如来とそれを取り囲む菩薩たちすべてが適切に描かれているような作品は、きわめて稀であるといえるでしょう。
この仏画は、チベットの高名な仏画師である「パッサン・ラマ」氏による作品です。仏画の持つ気品と優雅さは仏画師のセンスによるものです。超絶技ともいえるきめ細やかな彩色感覚は、観る者を魅了してやみません。
また、額装は日本の高級額縁にて行っておりますので、和室・洋室を問わずどこにでも掛けていただくことが出来ます。
非常に珍しい小サイズの阿弥陀来迎図です。絵画美術品としても高評な本作は、どなたにでもオススメできる逸品です。
■画寸:縦415mm x 横315mm
■額寸:縦623mm x 横505mm
■作者:パッサン・ラマ
■肉筆画
税込価格:¥388,800
(本体価格:¥360,000)
- 販売終了いたしました -
この仏画は手描き作品です。現物と写真によっては、デザイン・色合い等が若干異なる場合もございます。あらかじめご了承ください。
解説:阿弥陀如来(戌・亥歳守り本尊)
■阿弥陀如来は西方極楽浄土を主宰し、人々を救済する仏です。観音菩薩、勢至菩薩を脇侍とします。
■過去世においては法蔵菩薩とよばれ、限りない徳行を積んだ後、四十八の大願を成就して阿弥陀仏となりました。このうちの第十八願は、阿弥陀仏を念ずるものに極楽往生を約束するものであり、念仏修行の根拠とされています。
■無限の光と寿命をもち、その知恵と慈悲によりすべての人々を救い続ける仏です。
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