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四天王の中でも最強の守護神…
13137-仏教仏画「毘沙門天(多聞天)」
四天王の中でも最強の守護神でもあり、人々に福を与える福の神でもある「毘沙門天(多聞天)」の肉筆仏画です。
本来は、四天王の一神「多聞天(たもんてん)」と呼ばれるのが正しく、単独で信仰されるときに毘沙門天と呼ばれます。仏教の神々が住む「須弥山」の四方を守護する四天王の中でも最強の守護神として、鎮護国家や戦勝祈願などにご利益があるとして、古くは聖徳太子や上杉謙信などから篤く信仰されてきました。
しかし、しだいに四天王からはずれ、財宝福徳など福を与える神として信仰されるようになり、ついには七福神の一神として数えられるまでになり、庶民に親しみやすい福の神として信仰されるようになったといわれています。
本作は、四天王の中でも最強の守護神としての尊格が見事に描かれた、武将形の「毘沙門天(多聞天)」です。夜叉(やしゃ)・羅刹(らせつ)の衆を率いて、手には宝塔と宝棒を持ち、邪気を踏みつける勇ましいお姿…戦国武将たちが信仰していた理由も分かる気がします。
本作は、高名な仏画師である「サヌ・ラマ」師の作品です。作品の持つ気品と優雅さは、仏画師のセンスによるものです。超絶技とも言える、きめ細やかな彩色感覚は、多くの人々を魅了してやみません。
■画寸:縦430mm x 横237mm
■額寸:縦623mm x 横502mm
■作者:サヌ・ラマ
■肉筆画
税込価格:¥216,000
(本体価格:¥200,000)
- 販売終了しました -
この仏画は手描き作品です。現物と写真によっては、デザイン・色合い等が若干異なる場合もございます。あらかじめご了承ください。
解説:毘沙門天(多聞天)
■本来は、多聞天(たもんてん)と言われ、元はヒンズー教における財宝の神「クーベラ」の別名で、独尊として祀られるときに毘沙門天と呼ばれるのが一般的とされています。また、七福神の一つにも数えられています。
■仏教神話では、神々の住む山である「須弥山(しゅみせん)」の第4層にいて、四天王のうちで最も由緒正しい神であり、夜叉(やしゃ)・羅刹(らせつ)の衆を率いて北方を守護しています。
■通常の形像は、手に宝塔と宝棒を持ち、邪気を踏む姿が多いとされています。
■日本では、もともと戦いの神として信仰されてきた毘沙門天ですが、しだいに福徳を与える福の神としての性格を強めながら、庶民の間に浸透していったといわれています。
■さて、四天王の中でも最強の力を持つ毘沙門天は、様々なご利益があります。この世のいっさいの富や財宝、不老長寿、戦勝祈願、神通力、無病息災など人間に関わるこであれば、すべてに霊験があるとされています。まさにパーフェクト!
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