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数々の伝説を生んだ中国禅の開祖
13096-仏教仏画「達磨(ダルマ)」
禅宗の開祖として、中国や日本にも大きな影響を与えた達磨大師の仏画です。インドの香至国の王子として生まれ、海路中国に入り、禅を広めました。少林寺で壁に向かい九年間座禅したといわれ、数々の伝説を生んだとされています。
写真を見ていただければお分かりの通り、眉間に皺を寄せ、眼光鋭い目つき…一本一本ていねいに描かれた口髭や顎髭も迫力満点!厳しい修行に明け暮れる様が見事に表現されています。
また、色鮮やかな衣服の細部に至るまで、豪華な装飾が施されているのも分かります。
本作は、高名な仏画師である「パッサン・ラマ」師の作品です。作品の持つ気品と優雅さは仏画師のセンスによるものです。超絶技ともいえるきめ細やかな彩色感覚は、観る者の視線と心を魅了してやみません…
禅宗開祖としての尊格が、見事に表された逸品といえるでしょう。
■画寸:縦304mm x 横182mm
■額寸:縦432mm x 横345mm
■作者:パッサン・ラマ
■絹本肉筆画
税込価格:¥108,000
(本体価格:¥100,000)
- 販売終了いたしました -
解説:達磨(ダルマ)
■達磨は中国禅の開祖といわれ、菩提達磨(ぼだいだるま)、達磨祖師、達磨大師ともいわれます。印度の香至国の王子として生まれました。海路中国に入り、禅を広めたとされています。崇山少林寺で壁に向かい九年間座禅したといわれ、数々の伝説を生んだとされています。
■達磨は嵩山少林寺において、壁に向かって9年間座禅を続けたとされていますが、これは彼の『壁観』を誤解してできた伝説であるといわれています。壁観は、達磨の宗旨の特徴をなしており、『壁となって観ること』即ち『壁のように動ぜぬ境地で真理を観ずる禅』のことであるといわれています。
■ちなみに、日本人なら誰でも知っている「だるま」の置物ですが、あれは、達磨が面壁九年の座禅によって、手足が腐ってしまったという伝説が起こり、玩具としての「だるま」ができたといわれています。
この仏画は手描き作品です。現物と写真によっては、デザイン・色合い等が若干異なる場合もございます。あらかじめご了承ください。
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