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仏画販売 - 理想王国シャンバラ図


森羅万象を集約した仏教世界の理想郷


13042-仏教仏画「理想王国シャンバラ図」


シャンバラとは、チベット密教に伝わる仏教世界の理想郷です。ただし、日本でいう極楽浄土のような死後の世界とは異なり、シャンバラはある特定の地域に存在する現実世界であると考えられています。

シャンバラは、八葉の蓮の花が開いたような地形をしていて、香水の海がそれを囲い、さらにその周囲を雪山がとり囲んでいるといわれています。
一説には、シャンバラはチベット奥地カイラス山の麓にあるとも言われています。ちなみに、ヒンズー教にとってカイラスはシバ神の住む山であり、チベット人にとっては聖人パドマサンバヴァが今でも住んでいる山です。さらに、仏教では須弥山がこの山にあたると考えられています。

本作は、仏たちの聖なる世界を描いた仏画です。そういう意味では曼荼羅(マンダラ)ともいえるでしょう。その細密さと精神性は、仏画の頂点といっても過言ではありません。曼荼羅は、この世界の有様を示すと同時に、観る者を聖なる世界へと導くしるべでもあります。

緻密に描かれた幾何学模様やシンボルの数々は、広大な宇宙(ほとけの世界)と私たちの精神とを結びつける、たいへん重要な意味をもっております。
美しいデザインの中に、まるで隠された暗号のように深い叡智がそこに込められているのです。眺めているだけでも、まるで吸い込まれるような不思議な力があります。

本作は、高名なチベットの仏画師による作品です。バランスのとれた細かい描き込みと、独特の色彩感覚に定評があります。
作品の持つ気品と優雅さは、仏画師のセンスによるものです。本作の色彩の組み合わせは、決して他人に真似のできるものではなく、それによってあらわされる独特の世界は、貴方の心に今までにない感情を呼び起こすことでしょう。

お部屋に曼荼羅を掛け、素晴らしい精神生活を送っていただければ幸いです。

■画寸:縦457mm x 横415mm
■額寸:縦647mm x 横604mm
■肉筆画


税込価格:¥378,000

(本体価格:¥350,000)



※この仏画は限定1点ものです。ご注文の前に、必ず在庫確認の問合せをお願いいたします。


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13042-仏教仏画「理想王国シャンバラ図」

この仏画は手描き作品です。現物と写真によっては、デザイン・色合い等が若干異なる場合もございます。あらかじめご了承ください。


理想王国シャンバラ図

シャンバラ図-4

額装は、日本の高級額縁にて行っておりますので、和室・洋室を問わずどこにでも掛けていただくことが出来ます。



シャンバラ図-1 シャンバラ図-2 シャンバラ図-3

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解説:曼荼羅(マンダラ)


■曼荼羅は、サンスクリット語のマンダラの音を写した言葉で、語源的には「本質を有するもの」「完成されたもの」という意味で、つまりは仏の悟りの本質そのものを示しています。
■日本に最初に曼荼羅を請来した空海は、曼荼羅とは、「密教の教えは奥深くて、言語・文字で表現することが困難であるから、変わりに図画によって密教の教えを人々に示すものである。」と説明しています。
■仏教では、視覚や聴覚など人間の五感は人の心に煩悩や迷いを生ずる悟りの道への障害物として扱われてきました。しかし、密教では、「宇宙の真理というものは、人間の理性だけでは理解はできない。」として、逆に人間の五感をフルに活用して真理をとらえようと考えました。つまり、人間の視覚という感覚器官を活用して宇宙の真理を理解するための道具が、曼荼羅であるということなのです。


※曼荼羅(マンダラ):商品一覧





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