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森羅万象を集約した極彩色のヴィジョン
12518-仏教仏画「曼荼羅(マンダラ)」
曼荼羅(マンダラ)は、仏たちの聖なる世界を描いた仏画です。その細密さと精神性は、仏画の頂点といっても過言ではありません。曼荼羅は、この世界の有様を示すと同時に、観る者を聖なる世界へと導く道しるべでもあります。
緻密に描かれた幾何学模様やシンボルの数々は、広大な宇宙(ほとけの世界)と私たちの精神とを結びつける、たいへん重要な意味をもっています。
本作は、チベット系の一流の仏師が描いた一点ものの曼荼羅です。小さいサイズでお手頃な価格ながらも、美術工芸品としても高い評価を得ており、その精密な描き様は、まさに聖なる世界を観ていると納得させるだけの説得力をもっています。眺めているだけでも、なにか吸い込まれるような不思議な力があります。
お部屋は心の鏡といわれます。曼荼羅を掛け、素晴らしい精神生活を送っていただければ幸いです。
■画寸:縦212mm x 横175mm
■額寸:縦419mm x 横328mm
■肉筆画
税込価格:¥35,640
(本体価格:¥33,000)
- 販売終了いたしました -
この仏画は手描き作品です。現物と写真によっては、デザイン・色合い等が若干異なる場合もございます。あらかじめご了承ください。
解説:曼荼羅(マンダラ)
■曼荼羅は、サンスクリット語のマンダラの音を写した言葉で、語源的には「本質を有するもの」「完成されたもの」という意味で、つまりは仏の悟りの本質そのものを示しています。
■日本に最初に曼荼羅を請来した空海は、曼荼羅とは、「密教の教えは奥深くて、言語・文字で表現することが困難であるから、変わりに図画によって密教の教えを人々に示すものである。」と説明しています。
■仏教では、視覚や聴覚など人間の五感は人の心に煩悩や迷いを生ずる悟りの道への障害物として扱われてきました。しかし、密教では、「宇宙の真理というものは、人間の理性だけでは理解はできない。」として、逆に人間の五感をフルに活用して真理をとらえようと考えました。つまり、人間の視覚という感覚器官を活用して宇宙の真理を理解するための道具が、曼荼羅であるということなのです。
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