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森羅万象を集約した極彩色のヴィジョン
12467-仏教仏画「高級肉筆曼荼羅」
(ダルマ・ラマ作)
当店が自信を持ってお薦めする最高品質の肉筆曼荼羅です。
曼荼羅(マンダラ)は、仏たちの聖なる世界を描いた仏画です。その細密さと精神性は、仏画の頂点といっても過言ではありません。曼荼羅は、この世界の有様を示すと同時に、観る者を聖なる世界へと導くしるべでもあります。
本作は、高名な仏画師であるダルマ・ラマ師の作品です。バランスのとれた細かい描き込みと、独特の色彩感覚に定評があります。
経典には赤く描けと指示があっても、どのような赤を選ぶのかは仏画師のセンスです。ダルマ師の色彩の組み合わせは、決して他人に真似のできるものではなく、それによってあらわされる独特の世界は、貴方の心に今までにない感情を呼び起こすことでしょう。
お部屋に曼荼羅を掛け、素晴らしい精神生活を送っていただければ幸いです。
■画寸:縦412mm x 横293mm
■額寸:縦595mm x 横475mm
■作者:ダルマ・ラマ
■肉筆画
税込価格:¥302,400
(本体価格:¥280,000)
- 販売終了しました -
この仏画は手描き作品です。現物と写真によっては、デザイン・色合い等が若干異なる場合もございます。あらかじめご了承ください。
解説:曼荼羅(マンダラ)
■曼荼羅は、サンスクリット語のマンダラの音を写した言葉で、語源的には「本質を有するもの」「完成されたもの」という意味で、つまりは仏の悟りの本質そのものを示しています。
■日本に最初に曼荼羅を請来した空海は、曼荼羅とは、「密教の教えは奥深くて、言語・文字で表現することが困難であるから、変わりに図画によって密教の教えを人々に示すものである。」と説明しています。
■仏教では、視覚や聴覚など人間の五感は人の心に煩悩や迷いを生ずる悟りの道への障害物として扱われてきました。しかし、密教では、「宇宙の真理というものは、人間の理性だけでは理解はできない。」として、逆に人間の五感をフルに活用して真理をとらえようと考えました。つまり、人間の視覚という感覚器官を活用して宇宙の真理を理解するための道具が、曼荼羅であるということなのです。
■曼荼羅は、図絵だけでなく、様々なスタイルで表現されています。曼荼羅の表現手法を大きく分けると4つの種類に分けることができます。
※大曼荼羅
私達がふつうによく見る絵画の曼荼羅で、通常、曼荼羅(マンダラ)といえばこれを指しています。この中に、胎蔵界曼荼羅や金剛界曼荼羅など、様々な種類の曼荼羅が存在しています。
※三味耶(さんまや)曼荼羅
金剛杵や鈴など、諸尊をその姿ではなく、法具や印相などのシンボルで表現したもの。
※法曼荼羅
宇宙の本源的な音や声を種子(梵字)で描いた曼荼羅のことで、諸尊が梵字一字に集約されて描かれています。種子曼荼羅と言われるものは、この中に入ります。また、音声を文字にして記録したという意味で、経典も法曼荼羅に入ります。
※羯磨(かつま)曼荼羅
仏像を経典の規定によって配置された立体曼荼羅のことをいいます。また、羯磨とはサンスクリット語のカルマの音訳で「活動」や「行為」などの意味を持ちます。よって、風や川の流れ、天体の運行など、現象世界のあらゆる動きはそのまま羯磨曼荼羅であるといえます。
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