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仏画販売 - 大黒天(マハーカーラ)


暗黒の破壊者として君臨する護法神


12350-仏教仏画「大黒天(マハーカーラ)」


日本では、福の神として庶民の信仰を集めてきた大黒天ですが、もともとの大黒天はインドの神様で、実は福の神どころか大魔神だったのです。

チベットでもインドと同様に、仏法(仏教の教え)を守るため、教えに従わない者たちを恐ろしい姿で威嚇しながら教えに導く護法神としての役割を担っています。また、不動明王(アチャラ)や十忿怒尊なども護法神としての役割を担っています。
本作でも、大黒天(マハーカーラ)は怒りに満ちた表情で髪を逆立て、死体を踏みつける恐ろしい姿で描かれています。そして、身体は魔を祓うために、怒りの色である青色をしています。

本作を見ていただければお分かりの通り、大黒天(マハーカーラ)の恐ろしい姿を描いた作品ですが、細部に至るまで丁寧に描かれており、色使いも申し分なく、美術的価値の高い作品に仕上がっております。
魔除けの護符として、ぜひともお手元に置いていただきたいオススメの仏画です。

■画寸:縦445mm x 横325mm
■額寸:縦585mm x 横465mm
■肉筆画


税込価格:¥172,800

(本体価格:¥160,000)


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解説:日本では福の神


■日本では裕福の神様として、古くから人々に親しみを込めて呼ばれている大黒さま。家の中にはしっかりと太い大黒柱があり、またその家や国を支える重要な人のことも大黒柱というように、いつも身近に考えることができ、心からの願いを頼もしく引き受けてくださるのが、大黒さまです。
■よく知られているお姿は、大きな袋を背負われています。人々の苦労をそっくり背負ってくださるための袋です。大黒さまは、右手の打ち出の小槌で怠け心や弱い心を打ち払い、お祈りすることによって、人の身心に積み重なった苦労を大きな袋に吸い取り、ため込んでくださるのです。


解説:もとはインドの大魔神?


■日本では、福の神として庶民の信仰を集めてきた大黒天ですが、実はもともとの大黒天はインドの神様で、福の神どころか大魔神だったのです。
■大黒天のインド名「マハーカーラ」。「マハー」は大、「カーラ」は時または暗黒という意味で、日本ではそれを直訳して、大黒天と呼ばれるようになりました。インドでは暗黒破壊の神「シヴァ」の化身であるとされています。
■大黒天は密教では、人を殺し生き血や人肉を食らっていた悪魔「荼吉尼(だきに)」をこらしめるために、大日如来が忿怒の形相をあらわした姿であるといわれています。そのため、大黒天の本来の姿は、どくろの首飾りをし、剣を持ち、合掌した人間の髪の毛や羊の角をつかみ上げ、四方を睨みつけるというもので、私達が慣れ親しんでいる福の神の大黒天とは、まったく似ても似つかない恐ろしい姿をしています。


12350-仏教仏画「大黒天(マハーカーラ)」

この仏画は手描き作品です。現物と写真によっては、デザイン・色合い等が若干異なる場合もございます。あらかじめご了承ください。


大黒天(マハーカーラ)

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額装は、日本の高級額縁にて行っておりますので、和室・洋室を問わずどこにでも掛けていただくことが出来ます。



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